2022年10月22日、23日、
三重県桑名市の
「なばなの里」で開催された「まるごと三重物産展」
のイベントは、わたしの想像をはるかに超えた規模でした。
1日目 来場者およそ10000人、
2日目 来場者およそ8500人。
さすがなばなの里、イベントがある無しに関わらず、多くの観光客の方々が来られる、東海地方の有名な観光スポットですね。
あとで知ったことですが、この日は全国的に有名な、なばなの里のイルミネーション点灯式の日でした。
喜満満猫のブースの前を、目まぐるしく
多くの方々が通られていきます。
テントについている出展者看板を見ながら、
『へぇ、なんのお店だろ』
『なんて読むのかな、…喜満満猫?きま…?』
と話していただいているのを、ブースの中に座って
にこにこして見ていました。
こんなに多くのお客様に
喜満満猫の描く癒やし文字を
見ていただけて知っていただける😹
己書の優しい字を直接見ていっていただけるなんて😹
こんなに素晴らしい機会に恵まれたことを
心からうれしく思いました。
いちばん人気があったのが
国産ひのきの一枚板に直接描く『木のことば』。
無地で無垢の木が並べてあるだけで、
これをどうするという説明をしているわけではないので、
立ち止まり、興味を持っていただけたお客様だけに
お声がけをしていました。
あるお客様は、
『お好きなことば、お描きしますよ』
と言うと、ぱあっと笑顔になって
『えっ?何でもいいんですか?例えば名前でも』
とおっしゃいました。
わたしはびっくりして、
『あ、はい、お名前でも何でも。』と言うと、
うれしそうに満面の笑顔になって
『じゃあ表札、描いてください‼️』
とおっしゃいました。
そのお客様は新築のお家を建てられたそうで、
表札を作ろうと思ったけれど、
なかなか気に入ったものがなかったそうです。
一緒にみえたお友達の方が
『ぜんぜん気に入ったものがなかったのは、
この日のためだったのかも‼️
だから今まで表札作らなかったのかもよ‼️
すごいよ、ふたつとない表札、描いてもらえるなんて。』
とお客様の手を取り、おっしゃいました。
それは1日目の、年に5、6日しかない最上の開運日である
【天赦日(てんしゃにち)】のできごとでした。
開運日に表札を描かせていただけるこの幸運に、
わたしもうれしくて泣けてきそうになりました。
お客様は両手を胸の前で握りしめて、
わたしが木に描く一筆一筆を
息をのんで見つめてみえました。
ご家族のお名前を全部描き終わったとき、
歓声があがり、
『めっちゃいい‼️すごいかわいい💕素敵です‼️』
とおっしゃっていただきました。
一生の宝物だとおっしゃって胸に抱いて帰られました。
わたしは力が抜けて、今目の前で起きたできごとは
夢だったのじゃないかと思いました。
ほんとうに幸せな経験でした。
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