
【作品紹介】
喜満満猫が己書作品を描くときは、決まってひらめきやイメージが降りてきたときです。
頭の中で、いろいろ湧いてきたアイデアや形を練り上げて、真っ白い色紙に向き合って、その上に出てきた絵や癒やし文字を描いていくのです。
そのときにぐぐっと集中して、描きあげるスタイルです。
今回の作品は、
日本己書道場三重北部師範会主催の
作品展に出品するために描いたものでした。
夜、オンラインで仕事をして、
Zoomから退出してふうっと休憩したときのこと。
飾ってあったこの招き猫と目が合いました。
ふだんから近くに飾ってあっても、そんなに気にしてなかったのに、そのときはめっちゃ気になって注目しちゃいました。
なんだか『わたしを描いて〜!』と言ってる気がしたんです(笑)
この招き猫は、わたしが自分で買った初めての招き猫。
たしか小学校の修学旅行の自由時間に、京都のお土産物が並ぶ商店街、新京極に行ったときだったと思います。
自分の目線のあたりの高さに飾ってあって、一目惚れ🤩
しばらくこの招き猫を見つめて、悩んで、決心して。
少ないおこづかいだったけれど、ぎりぎりで買えたことを覚えています。
それから40年余り経ちましたが、ぴかぴかのまま、首をかしげているお顔はほんとうにかわいくて💕
常滑焼の招き猫もうちにいますが、ブルーのこの招き猫の可愛さはまた格別です。
この招き猫をほんとうにまじまじと見つめながら描きました。
長い時間見つめながら細かいところまでデッサンしていると、ずっとわたしたち家族を守ってくれてありがとうっていう気持ちがあふれてきて、泣きながら描きました。
時間が経ってもいつまでも変わらないわたしの大事な招き猫。
作品にしてもらって、みんなに注目してもらって
喜んでくれているような気がします😸
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