本日2023年3月2日、
東員町健康長寿課主催の
『ゲートキーパー養成講座』を受講してまいりました。
ゲートキーパーという社会的な役割があることを知ったのは、回覧板のチラシでした。
カタカナだけではピンと来なかったのですが、
『ゲートキーパー』とは
「生きるひとを支援するひと」
自殺の危険をしめすサインや悩んでいるひとに気づき、声をかけ、話を聴いて、
必要な支援をおこなうひとのこと
ゲートキーパー🟰【命の門番】
必要ならば専門家や行政への相談をうながし、
つなげる役目も果たします。
わたしはありがたいことに、よくいろんな相談をいただきます。
この養成講座の案内があまりにもタイミングよく舞い込んできましたので、即決で申し込みました。
講座の内容は、素晴らしいものでした。
隣のひととペアを組み、聴き方の体験ワークも行いました。
味方となりうるメッセージ、NGワード、
寄り添い方、それに伴う相手の感情の動きなどなど。
自分が今までに行なっていた支援の方法や、話の聴き方が間違っていなかったことも確認することができ、心から良かった…と感じました。
また、それより深い話をうかがえて、より周りのひとの悩みに苦しみに寄り添えるような大きな学びになりました。
SNSの付き合いで苦しみ、
悩み多き10代の生徒さんたち、
体調も良くなくて
いろんなしがらみに苦しむ高齢者の方々、
子育てに、仕事に、
またそれらの両立に大変な主婦の方々、
みなさまのいろんな苦しみに向き合えたら、
とても嬉しく思います。
講師の先生がおっしゃったことばがとても印象的でした。
「専門家は、苦しんでいる人に気づけません。
なぜならその人のそばにいないからです。」
厚生労働省は
「声かけだけでもかまいません。孤独、孤立を防ぎ自殺を減らすためにお願いします!」
という形で支援を願っているそうです。
ゲートキーパーという資格は存在しません。
誰でもなり得る、役割といった方が正しいのかもしれないです。
世界共通のゲートキーパーという役割が、
これからも多くの方々に浸透して、
誰もが誰かのゲートキーパーになれるような社会になるといいなと
心から思いました。
少しでも苦しむひとが少なくなりますように。
Categorised in: NEWS&TOPICS, ブログ, 活動実績